過払い金の計算

過払い金の計算

過払い金とは、利息制限法と年率29.2%の出資法の上限金利の差額のことを指します。
心当たりがあるなら、最初にすべきことは、金額が一体いくらになるのか、計算することに他なりません。

計算するに当たって必要となるのは、貸金業者に対して一体いくら支払ってきたのか、金額を把握することが先決です。
得られたデータを元に、利息制限法で規定された金利で引き直せば、計算は簡単にできます。

因みに、上限金利は、元本10万円未満なら年率20%まで、元本10万円以上100万円未満なら年率18%まで、元本100万円以上なら年率15%までです。

過払い金の計算に必要なデータ

貸し付けを受けるに当たって交わした契約書や返済の際の領収書を、全て保管してあるのであれば、過払い金の計算にすぐに取りかかれるのですが、必要書類がもれなくそろっているのは非常に稀なことです。
そのような場合、業者に対して、取引履歴の開示を請求すれば良いのです。

貸金業者も会社組織である以上、顧客の返済状況などを、帳簿を作成するなどして、もれなく記録してあるはずです。
過払い金の返還請求に、きちんと対応してもらえるか不安ならば、内容証明を利用すれば万全でしょう。

過払い金を取り戻すために、必要な数字を全て手中に収めることができたら、後は地道に作業を進めていくだけです。
計算自体は、別に高等数学を必要とするものでもありませんが、中には今一つ苦手という人もいるでしょう。
途中で数字を見落とすといったこともあるかもしれません。
インターネットでは、過払い金を計算するサイトも散見されます。
必要なデータを入力するだけで金額が簡単にはじき出されるとあり、かなり重宝されている模様です。

また、そういった計算を含めて専門の法律事務所に頼むのも手です。
金融業者とのやりとりもすべて代行してくれます。
支払いは戻ってくる過払い金から払えばよい、ということですので、多くのひとがこの方法をとっています。

実績のある司法書士事務所としては、過払請求@着手金不要の無料相談というようなサイトで司法書士などの紹介をしています。
やはりその道で実績のあるところへ頼んだほうがよいようです。

また、こちらは借金問題で実績35年のの司法書士事務所。
全国対応で24時間無料メール相談もしてくれるので、まずは相談だけでもしてはいかがでしょう。→【司法書士サナ総合法務事務所】

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